卒業生からのメッセージ①
12月も中旬になりました。高3生と音読してきた速読英単語上級編も残すところあと2編です。
昨年度、受験生だった元生徒さんたちから、後輩へのメッセージとして合格体験記をいただいておりました。遅れましたが、順次ご紹介させていただきます。
まず今回は、Sくん。慶應義塾大学へ進学されました。以下、合格体験記です。
私は小学二年生になるころからシリウスに通い始めました。
まずはフォニックスで発音から学び、そこから簡単な文章を読み始めました。まず初めに発音を学んだおかげで中学校では英語の先生に発音を褒められることが多かったです。
そしてこの小学校から高校三年まで一番多く行った英語の勉強としては“音読”です。
やはりインプットだけでなく、アウトプットを小さいころから多く行ったことで英語へ苦手意識を持たずむしろ得意科目と呼べるほどになりました。
大学受験の際もやる気が出なかったり、なにをやるか悩んだときも音読という選択肢があったおかげで勉強を継続できたし、英語力も伸ばすことができました。
小さいころから音読を行ったおかげで小学校からの勉強の集大成となる高校三年生の共通テストではリーディング 89 点、リスニング 96 点をとることができました。
やはり音読で発音がわからない単語は聞こえないし、間違えた発音で学んだものも聞き取れないため小さいころから発音の練習とそれに加えて音読を行っていたおかげでリーディングはもちろんリスニングも 90 点近くとることができました。
つぎに具体的に受験期に何を行ったかを書こうと思います。
高校 1.2 年の時は小テストの単語勉強だけをしていて、あとは課題だけやっていました。今思うとこの小テストの単語勉強をコツコツやっていてよかったなと思います。
そして高校 2 年の 1 月ごろから本格的に受験勉強を始めました。最初本当に単語しかやっていませんでした。単語は本当に大事なのでつまらなくてもやるべきだと思います。
単語に関するアドバイスとして自分が決めた単語帳はボロボロになるまで、受験当日まで使いましょう。
一つを使い続けることで自信にもつながるし単語に関する知識があいまいになることを防ぐことができます。
8 月ごろまでは文法、単語を学んで夏休みごろから長文演習を始めました。あまり理解できなくても、わからない単語などを調べた後必ず音読するようにしていました。
演習教材に加えて速読英単語を使って音読を毎日していました。この塾(シリウス)で一周終わった後もほぼ毎日音読をしました。
そしてもう一つ行った勉強法として、速読英単語の音源を聞きながらそのスピードに合わせて本文を読むという方法です。これも音読と同様に速読力向上につながりました。以上が大まかな受験期の勉強法でした。
Sくん、ありがとう。
長いお付き合いだったSくん。フォニックスの ”A says a, a, apple.” からはじめたころ、物語を音読するようになったころ、中学に入って文法の勉強を始めたころ、高校受験のころ…そして速読英単語が必修編を終えて上級編へ入ったころ…。様々な姿を思い出します。その真摯に学びに向かう姿には、驚きとともに多くの喜びをいただきました。本当にありがとう。益々のご活躍を祈念しています。
そして高3生へ。本当に多くの文章を音読してきましたね。最後の一文まで、あと少し。一緒にがんばりましょう。