生徒の話

2022.09.07

高3生にTOEICでハイスコアが取れた理由を聞いてみました

7月にTOEICを受けた高3生のスコアが、700点近いハイスコアでした。中1から5年間以上指導をさせてもらっている彼女からの報告をとても嬉しく思いました。
なぜTOEICでハイスコアが取れたのか、すっかり英語が得意になった彼女と話していて気づいたことを書いてみたいと思います。

学校以外の勉強は、シリウスでのトレーニングだけ

付け焼刃では取れないTOEICのスコア。支えたのは何だと思うか、という質問への彼女の答えは、「トレーニング。特にリスニングのトレーニング。学校の勉強以外はシリウスに来ているだけ。他になにもしてない」。

読む力聞く力をつけていれば、学校の授業内で得られる知識、鍛えられる英語力にも差が付きます。目にする英語と耳にする英語を、自ずと読みそして聞き取ろうとするからです。
学校でもリスニング練習は全くしないわけではないそうです。学校のHPにも英語教育に力を入れている、とあります。ですが、「シリウスの授業と比べると、ほんの少しだけ」だそう。

外部試験で自分に英語の力がついていることに気づいた

「でも、外部試験受けるまで、(自分に力がついていることを)わからなかった。」

本人たちには、自分がどの程度の英語力があるのか、よくわからないものなんですね。彼女の英語の定期考査の成績は、かなり良い方だと思います。ですが、定期考査では常に更に上がいる、ということのようでした。

中高の定期考査は範囲が決まっているため、それに向けた勉強の量が大きく結果に表れます。
更に正直に言えば、中2くらいまでは、いわゆる問題集をたくさん解いている子が強いです。スペルを間違えず、文法と単語をおさえて繰り返し問題を解けば点を取れます。

ですが、後で伸びるのはリーディングやリスニングのトレーニングを積んだ生徒です。

英語力を伸ばすカギはトレーニング

スペルのミスがスコアに響くのも、せいぜい中3まで。

高校入試以降は圧倒的に選択問題ですから、読めるかどうかが勝負の別れどころ。長文を速く読めるだけのスピードがあり、聞き取れるかどうかが大切なのです。

では、英語を読むスピードを上げるにはどうすればいいのでしょう。残念ながら、早道やショートカットはありません。「読む」という経験を積むしかないのです。同じように、聞き取る力をつけるには、「聞く」という経験を積むしかありません。

英語の定期テストの点が良くても、試験範囲の広い外部テストやTOEICで点が取れない高校生がたくさんいます。そんな中、長くリーディングとリスニングのトレーニングに取り組んできた彼女は自分のスコアに驚き、そして自信を持つことができたそうです。

聞き取れる、という自信は、次のチャンスを引き寄せるでしょう。もちろん、実際に英語で会話するというシーンでは、一歩を後押ししてくれることでしょう。本当に良かった!

5年前の彼女は

さて、最後に5年前の彼女のエピソードを。
中1の4月か5月、入ったばかりの頃です。授業が終わり、他の子が帰ったあともひとり彼女が残っていました。

何かあるんだろうな、と思い、「どうかした?」と尋ねました。
すると、「私、いつまでここに通わなくちゃいけないの?」と言います。
「そうか、お母さんに行くように言われたのね?中学校受かったら塾は行かなくていいと思ってたのに、ってことかな?」

固い表情でこっくりと頷く中1の彼女。

「そうなのね。それは確かに嫌だよね。うーん、私としては、学校では出来ないこと、自分では出来ないことを提供できる、○○ちゃんの役に立てると思っているんだ。だから3ヶ月やってみてくれないかしら。3ヶ月通ってみて、これなら自分で出来る学校で充分だと思ったら、私に言って?お母さんに私から話してあげるよ、約束する。」


3ヶ月後には笑顔が増え、丸5年が経ち、現在高校3年生。
覚えてる?というと、「えー?!全然覚えてない…」と大笑い。(長きにわたり、トレーニングに取り組んでくれてありがとう!)

書いてもよい、と本人の許可を得たので、今回はご紹介させていただきました。

英語のトレーニングは、成果が表れるまでには時間がかかります。通ってくれる生徒のみなさん、そして時間がかかることをご理解下さりお待ちくださる保護者の皆さま、本当にありがとうございます。心より御礼申し上げます。

リスニング、リーディングのトレーニングは、必ず実りをもたらします。生徒一人ひとりの変化を見つめながら、今後も指導に取り組んでまいります。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

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